心霊体験(その2)

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2020年1月に精神的心霊現象のひとつである幽体離脱体験を掲載しました。今月は‶その2″を掲載します。私の体験を書くことで、霊的なことに疑念を抱いている人が、疑念の氷が少しでも溶けてくださることを祈ります。そして一層の霊的真実を追求してくださることを希望致します。

 まだ霊訓と出会う前のことです。埼玉に移住する前、雪国に住んでいた時のことです。私は、傍で人の気配を感じながら本を読むのが好きでした。それで行きつけのカフェでコーヒーを飲みながら本を読んでいました。何気なくいつもの疑問が心を占めてくると本の字が虚ろになってきました。‶人間はなぜこの世に生まれてくるのだろう。どうせいつかは死ぬものをなぜわざわざ苦労しなければならないのか。人間は死んだらどうなっていくのか。霊界など本当にあるのだろうか。″そんなことを考えていました。周りの人達の気配などもはや何も感じない無音の状態の中で、一人悶々と自問自答を繰り返していました。

 すると突然目の前が真っ暗闇に包まれ、その中で2つの穴から覗いている自分に気が付きました。向こうには数人の客達が見えました。ビックリするとともに恐怖に襲われました。そしてなぜか  ‶しまった、肉の塊に閉じ込められてしまった。どうしよう、肉の塊から出られない、怖い、助けて・・・″  その間10秒だったか20秒だったでしょうか。その後スーと恐怖感が抜けて普通の自分に戻りました。周りの客達は私の内的異変に気付く人は誰もいません。私は‶今のは何だったのだろう″と不思議に思い、その余韻にしばらくボーとしていました。

 その体験の数年前に夫の母親が80歳で亡くなりました。まだ義母に意識のあるうち私は夫の兄弟姉妹と病院で義母に付き添い、命が消えそうな姿を見守っていました。そして夫が仕事を急遽切り上げて病院に駆けつけてくると、私は夫と交代して家に戻り、まだ幼い子供達にご飯を食べさせ、風呂に入れて寝かしつけました。私は子供達の傍で眠れず、それでも時々ウトウトしていた時、病院にいるはずの義母が寝室に入ってくるのが分かりました。姿は見えないのにハッキリと存在が分かったのです。そして義母は私にハッキリ言葉を言いました。そしてすぐ去って行きました。私は‶お義母さん待って、待って・・・″と言葉にならない言葉で懸命に引き留めようとしましたが義母は行ってしまいました。その時点で私は義母が亡くなったのを悟ったのです。義母はこの世を去る前、何としても私にその言葉を言いたかったのだと思います。

 カフェでの出来事から1年後に「シルバーバーチの霊訓」と出会うことになります。いくつもの心霊体験が「霊訓」で証明され、霊的真実を確信するに至りました。「霊訓」の内容はすべて得心がいくものでした。これまでの霊的なことに対する疑念はすべて払拭され明白になったと思います。この二つの心霊体験と幽体離脱体験から「人間は肉体だけの存在ではなく、死後は肉体を捨て霊体で生き続けること」「地上人はインスピレーションによって霊界人と交流ができること」「人間は元々霊界の住人であり、霊界から地上に生まれてきたということ」これらのことが想像でき、信じることができるのです。

 また私はボーとしている時、空中に無数の銀色の光が舞っているのが見えるようになっていました。体調不良続きの私は、いよいよ目もおかしくなったかと思いましたが、じき死ぬのなら目がどうなろうとどうでもよかった。しかしその後、それが妖精といわれる霊的存在であることは「霊訓」で知ることになります。無数の光はそれぞれに意識があるかのように別々の動きをしています。息を吹きかけても動きが乱されることはありません。人間が移動すると周りの景色は後ろに流れていきますが、その光は私が前進しても後ろに流れることなく面前で舞い続けています。まるで私の前進がその場で足踏みしているような感じです。

 また手から放射されるオーラが見えます。さまざまな色がありますがどれも透き通っていて輝いています。ネガティブな性格や感情(恨み・嫉妬・恐怖心等)のオーラは濁った色になり、透き通った純粋な色はポジティブ(同情心・寛容心・前向きな心等)な感情の表れと思います。活きの良い生命力のある花は、ピンクの花はピンクのオーラを、赤い花は赤のオーラを放っています。それはそれはきれいで大きなオーラを放っています。オーラを読む力は私にありませんが、霊界人は地上人のオーラで性格・霊性を判断しますので、私は出来るだけネガティブな感情を持たないようにしています。真理の理解が深まるとともにネガティブな感情は薄まっていきますが、物質世界にいる以上大変な試練です。

 私は霊的事実には確信を持っています。天使も妖精の存在も信じることができます。生命あるものはすべてオーラを放っていることを信じています。霊界人はオーラで地上人の性質を読み取ることを理解しています。霊的体験があるゆえに私は「霊訓」だけが霊的真実を語っていると断言することができます。それからは「霊訓」を学ぶことに夢中になり、確信を深めることになったのは言うまでもありません。このブログが霊的なことに、いまいち納得がいかない人のために少しでもお役に立てるなら幸せに思います。それでも拒否してくれても構いません。地上の宗教はこれらの霊的真実をビックリするくらい分かっていません。霊的無知は人間にとって最も重要な霊的成長の道を閉ざしてしまいます。

 心霊現象の目的は霊的事実を証明することです。その事実に基づいて霊界最奥の神秘を披露し、この地上に霊的同胞社会を実現させるという壮大な計画があります。シルバーバーチはその実現のために多くの道具が欲しいと言っています。私は我先に手を挙げたいと思います。

*なおこれらの引用にあたってはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。