価値ある地上人生を歩むために

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3月7日私は2ヶ月に渡る青森での用事を終えて埼玉に帰って来ました。私の留守の間に、同居する4女の強い願いだった‶動物を飼う″ことが実現して、モルモットが家族としての位置を確立していました。子供のいない4女は、モルモットを我が子のように可愛がりお世話をして、母性本能を発揮していました。モルモットの居住区域をまめまめしく掃除し餌を与えています。生き生きとした4女の姿はまさに母親そのものです。スピリチュアリズムの霊的成長のための実践項目の2つ目の利他愛を実践しています。動植物へ最大級の愛を注いでいるのです。私自身もモルモットの可愛さに悩殺され、与えてはいけない時間におやつの野菜を、ついあげてしまい、4女に叱られています。前足を娘の膝に登らせ、後ろ足で背伸びして、おやつをせがむ小さな命の何とも言えない可愛いさ。アビィと名付けられたモルモットは、すでに家族の一員です。

3月・4月読書会の学習はスピリチュアリズムの全体像の講義発表です。3月は4名の方が発表されました。その目的は、時期のきた人に霊的真理を伝道するという、道具としての役割を果たすためです。そのためにはまず、「霊的真理の正しい理解と実践」が大事です。スピリチュアリズムの体系化した全体像のパネルは、普及会にて何度も校正を重ねてやっと出来上がったものです。それを基に講義ができるのは、無駄がなく分かり易い内容になっています。そのDVDに習って練習することで、道具としての資質を強化していただきたいとの願いがあると思います。

今回の4名の講義発表者は、本当によく学ばれ、よく真理を理解され、練習を重ねて来られたことが分かります。私が初めて読書会とご縁を持った時と比べて、その道具がいかに多勢になったことか…、その道具の資質が何と霊的意識の高いことか…、衝撃と感動の思いで講義を聞きました。参加者の「同志の皆さんとの結束を固め、霊界の大霊団の僕となって前進していきたい」との感想に、強い同調の思いです。イエスの幽界降臨・地上再臨の実現で、霊的新時代の到来が表面化しているように思います。それが読書会の学習でも感じられます。

エスの2千年来の大計画は人類への強い愛から発せられています。「地上の道具がなくては、私たちも何も為し得ないのです」とのシルバーバーチの言葉が思い出されます。私はその道具に志願した一人です。霊界では地縛状態から解放された聖職者の軍団を率いる高級霊団が、先頭に立ち闘っています。地上のスピリチュアリストはその軍団の地上の道具としてお役に立てるのです。最高に価値ある地上人生を生きることができるのです。スピリチュアリズムによる真理普及は、スピリチュアリストにしかできない最高の利他愛の実践です。それがイエスの愛に応えられることにもなると思います。

他人に真理を伝えるには、自分が理解できたものしか伝えられません。そのためにはもう一歩進んだ上の知識も理解する必要があります。努力・苦労はスピリチュアリストならではのものであり、それから得られる感動は素晴らしいものと思います。そのために真理の深い理解と正しい実践を心がけてまいります。その道具が多ければ多いほど、道具としての資質が高ければ高いほど、スピリチュアリズムの最終目的達成が早まります。

霊的新時代到来により、これから本格的に霊力が地上に働きかけられます。私は霊的大国になりつつある日本に生を享けました。そして霊訓に導かれ、道具としての道を選びました。スピリチュアリズムに人生をかけて、身を粉にして働いていきたいと決意しています。地上人としてこれほどの光栄はありません。スピリチュアリズムの目的が達成されるには、地上の道具が必須です。シルバーバーチの心の叫びでもあります。

今地上では、地理的に大国であり霊的には小国である政権によって戦争が引き起こされています。街が破壊され多くの人が殺戮されています。これが地球の現状です。シルバーバーチは「スピリチュアリズムの最終目的である霊的同胞世界が実現するまでは、地上の悲劇はなくならない」と言っています。スピリチュアリズムは、数百年・千年先の目標に向かって進行中です。私は道具としての資質を高め、霊的真理を武器に、霊的無知という不幸の原因に闘いを挑んでまいりたいと思います。スピリチュアリズムの最終目的である、霊的同胞世界実現に人生をかけることは、最高に価値ある地上人生を歩むことになると思います。

*引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。