「シルバーバーチの霊訓」と「シルバーバーチ霊」について

——「シルバーバーチの霊訓」と「シルバーバーチ霊」について——

前回のブログでは、人間は地上人生を終えたあとは、霊界で永遠に進化向上の道を歩み続けると申しました。地上人生を終えた後に長い霊界人生の成長のプロセスを経て、今は超高級霊となった多くの人霊がおります。その頂点にいる地球の守護神ともいえるイエスの指揮のもとで、地球人類救済大計画が進展しております。地上の惨状を見かねた高級霊が霊界の知識(霊的真理)を、霊界通信という手段を用いて地上にもたらして人類を救うという計画です。それをスピリチュアリズムといいます。

巷にはスピリチュアリズムを名乗る多くの霊能者や団体がおりますが、それのほとんどに低級霊が関わっており多くのニセの霊界通信が出回っております。何を真実とするかは霊界通信で降ろされた霊訓(霊的真理)の内容が本物かどうかが問われます。シルバーバーチは地上人生を終えたあと霊界人生を3千年生き、大計画の任務を終えた今は地上圏から遠い超高級霊界に住んでおります。

1848年アメリカに住むフォックス家の心霊現象を発端に、霊界があること、死んだ人間は霊界で生き続けること、地上と霊界は通信ができることが証明されました。そして1920年イギリスの文筆家モーリス・バーバネル20歳を地上の霊媒とし、霊界の霊媒インディアンを通してシルバーバーチ霊が地上に通信を送ってきました。

シルバーバーチという名は霊媒インディアンの名前です。超高級霊は自分の身元を明かさずインディアンの名前を借りて通信を送ってきました。実際は地上時代聖者といわれ名の知れた人物だったのですが、あえて身元を隠し「自分の語る内容で自分を判断してほしい」といって最後まで身元を明かしませんでした。シルバーバーチの霊界通信は地上の霊媒バーバネルが他界する1981年まで続きました。

シルバーバーチの送って来た霊的真理・霊的知識は「シルバーバーチの霊訓」と題し、多くの国で出版され愛読されております。他に優秀な霊界通信にステイトン・モーゼスの「霊訓」、アラン・カルディックの「霊の書」、他にも推薦書があります。(詳しくはスピリチュアリズム普及会さんのホームページをご覧ください)

スピリチュアリズム(地球人類救済大計画)が地上に降ろされたのは、地上の悲惨さに見かねた高級霊が霊的真理・霊的知識を人類に知ってもらうことで、人類を救おうと考えたからです。この世の物質的価値観で生きると多くの物を手に入れることに奔走し争いが絶えないことになります。霊界では互助の精神で生き、助け合いが当たり前の美しい世界です。ですから霊的真理・霊的知識とは霊的価値観による霊界の常識ということになります。

その知識は高級霊界からもたらされた真実の知識でなくてはなりません。霊界の低層界から高級界まで3千年生きたシルバーバーチは霊界の多くの体験と知識を持っています。低級界の低級霊から送られた通信はやはり知識が浅く間違いも多いということになります。「シルバーバーチの霊訓」は多く出回っている霊訓の中でも集大成を収める最高の訓えです。

人類誕生から数万年、戦争・飢餓・環境破壊・動物虐待・間違った宗教による悪幣等々、今でも惨状がなくなりません。高級霊界では人類が霊的真理・霊的知識を知って正しい生活をし、地上天国の中で暮らしてほしいとの思いでスピリチュアリズムを起こしました。霊的真理・霊的知識を正しく学び正しく実践することで個人・家庭・地域・民族・国の霊性が高まり、すべての垣根を越えて平和に生きることが高級霊の願いです。

どうぞ我先駆けて真実を学び本当の幸福に至る方法を知ってください。物質の無い霊界では自らの霊的成長が最大の目的です。シルバーバーチはその目的を人類救済のためにいったん置き去りにし、自己犠牲してまで訓えを降ろしてくださいました。そのシルバーバーチの言葉を最後に掲載し今回のブログを終了します。次回は人間とは何か(人間観)をテーマにお送りします。なおこれらの引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会さんの許可を得ています。


私は、他の同僚と同じように、さる筋から物質圏での仕事の要請を受けました。その仕事というのは、自分たちの住む地球もろとも自らを破滅へ追いやるようなことばかりしている人類を救済することでした。(シルバーバーチ

地上世界は流血と苦悩の涙と敵意にあふれています。霊的無知の中で地上人は、神の摂理にそって生きるのではなく、暗黒と絶望へ向かう道を選択してしまいました。そこで私たちが、希望と光明、安らぎと調和へと導く叡智をお教えようとしているのです。(シルバーバーチ

はじめに

このブログを開いてくださった皆様、こんにちは。シルバーバーチとのご縁を感じられたあなたに祝福を申し上げます。

この世には多くの霊能者を自称する者がおり、多くの宗教があり、自分の教えこそが唯一正しいとの書物が溢れるほど存在しております。一体何が本当で何を信じて生きたらよいのでしょう。私自身も混迷しいくつかの宗教を渡り、何人かの霊能者の本も読みました。真実を求めて歩き疲れ、もはやこの世には頼りとすべき道標は無いとの思いで失望しておりました。

しかし“求めれば与えられん”です。体力も精神力も燃え尽きかけやっと生きている状態の時、多くの霊体験をするとともに「シルバーバーチの霊訓」との出会いがありました。人間ここまで落ちないと与えてもらえないのか・・・と思うほどに弱り果てた中での一条の光でした。以降夢中になって「シルバーバーチの霊訓」に学び、この霊訓こそが唯一信頼できるものであり人生を価値あるものにすることができるとの確信に至りました。

「価値ある生き方をして何になる‼どうせいつかは死ぬものを‼」とお思いでしょうが、実は人間は死んでも死ねないのです。人間は肉体の他に霊体を持っております。霊体こそが人間の本体であり、肉体が死んだあとは霊体でもって霊界で進化向上の道を歩み続けるのであり、それが人間の宿命となっております。霊体があるから肉体が生きて活動し、思考し、判断し、学ぶことができるのです。

地上での艱難辛苦の体験で培ったあなたの個性は、死とともに一段と魂の成長という形で次の世界である霊界に渡り、さらに永遠に進化向上の道を歩むのです。地上人生は魂の永遠の旅路に比べたらたかが80年100年の短い人生ですが、物質界でしかできない特別の試練を通して魂の成長をして次の霊界に進級していくという、短いけれど大事な地上人生なのです。「死後の自分の環境などどうでもいい」と考える方を除いて「地上人生を正しく生き、魂の成長に見合った霊界層に行きたい」と思う方は一緒に学びませんか。

シルバーバーチの霊訓」では、人間とは何か、人生の目的、死とは、死後の世界とは、再生について等々を学ぶことができます。人間の人生はこの世一度きりでなく死後も永遠に続くとなればただ単に「無難に楽しく生きればいい」「他人を欺いてでも多くの物を手に入れた方が勝ちだ」と思ってはいられません。清く正しく生きた人間も極悪非道の人生を生きた人間も死んだら皆同じとなれば、こんな不平等・不公平はありません。その人生に見合った死後の環境に自然に導かれていきます。それこそが平等・公平と思われませんか。

初回のブログはご挨拶を兼ねて、これからの学びの内容のご説明を簡単に述べさせていただき終了致します。次回は「シルバーバーチの霊訓」が地上に降ろされた目的と「シルバーバーチ霊」について掲載いたします。又、自ら「シルバーバーチの霊訓」を手にして勉強したいと望まれる方は、スピリチュアリズム普及会さんのホームページをご覧ください。最後までお読みいただきましてありがとうございました。