神観後半

7月読書会では、神観の後半④摂理(法則)としての神、⑤究極の理想としての神…を学びました。‶真実の神″とは、神観①~⑤の「5つの神の定義を合わせて1つにした存在」です。高級霊は‶真実の神″をイメージして祈りを捧げています。どれだけ慕い、畏敬の念を持っているかが分かる、今回の学習です。

④摂理(法則)としての神…それが神の定義の中で1番重要であり、従来の宗教の教えを根底から覆す「画期的な神観」です。神は霊界・宇宙の創造に先だって、神の知性を発現させて「摂理」を設けました。万物の創造は、神の愛から始まっているのです。法則も神の愛がなければ存在できません。神は摂理を通して霊界・宇宙・万物を支配しているため、神はすべてを完全に認知・把握していることになります。摂理の支配は完璧で一辺の狂いもなく、厳格で、機械的正確さで働くため、何ものも摂理から逃れることはできません。

人間も神の愛の想いから造られたため、すべての人間は摂理の支配を受けています。神は摂理を通して全人類を‶完全平等・完全公平″に扱っているため、神と人間は摂理を介した‶間接的な関係″を持っていることになります。よって人間サイドから見ると‶神は摂理として表れる″ことになります。摂理の完璧性は‶神の完全性・全知全能性″の反映です。全知全能の神が造ったものだからです。しかし厳格な摂理の背後には、人類の霊的成長を願う‶神の愛″が存在しているのです。‶従来の宗教では、‶神と人間は直接的な関係″にあり、人間は真剣な祈りによって苦難から救われる…と教えられてきました。霊的無知にある従来の宗教の教えは、間違いだらけであり、スピリチュアリズムではすべての宗教は‶失格″であると断言しています。

⑤究極の理想としての神…人間は‶永遠の霊的進化の道″をたどる存在であり、それは終わりのない神への接近のプロセスを辿るという宿命にあります。人間は霊的成長とともに‶究極の理想″である神に一歩ずつ近づいて行きます。理想の神を目指し永遠に霊的成長を続けていくのです。神の分霊を授かった人間は、神の霊的子供であり、親なる神に向かって向上し続け、神に近づくにつれて神の愛を実感し、喜びと幸福感が増して行きます。人間は神の摂理である‶利他愛の実践″を通して、神に近づいて行きます。しかし、人間はいくら霊的向上をしても、神と融合し一体化することはありません。また人間は進化向上を極めても自我を失うこともありません。

シルバーバーチの神観の特徴は、摂理(法則)を強調していることです。従来の宗教の教えを根本から正そうとした、人類史上初めて明らかにされた画期的神観なのです。正しい神を示すことによって間違った宗教を一掃し、正しい宗教を確立することが霊界の願いです。人間が誕生した意味が明確に示された教えであり、人間の正しい生き方を示していく重要な法則です。一人ひとりが実践することで、神の願う世界「霊的同胞世界」が築かれていくことになります。

人間はこれまで自分や家族の不幸を取り除いて欲しい、幸せにして欲しいと願い神に祈ってきました。しかし真実は祈るだけで目的が叶うような簡単で甘いものではないことが分かります。人間の本当の幸せとは「霊的成長」を言います。それを実現するには「霊主肉従の努力」「利他愛の実践」「苦難の甘受」の実践努力が必須です。それを実践することがどんなに厳しい生き方であるかが、真理を理解するごとに分かってきます。真理を正しく理解し、正しく実践することで、自分で自分を救うという自力救済の本質が理解できるようになります。その中でも神の摂理を実践すること、それは「利他愛の実践」が最重要事項です。

霊的成長のための基本を身に付ける場所が、この地上人生です。神の摂理を学んで、永遠の中の、この一時の地上人生がどれほど大切か、決して無駄にしてはならないとの決意が生まれてきます。その真実を知ると、霊的無知にある人間が気の毒であり、哀れに思います。イエスの地上再臨・幽界降臨という霊的新時代の幕開けに居合わせ、貴重な霊的真理を授けていただいたことに感謝するばかりです。スピリチュアリズムの最終目的である霊的同胞世界・地上天国実現のために、道具の資質を磨いて、未熟ながらもイエスのお役に立ちたいと決意しています。

——シルバーバーチの言葉——

「大霊は全能です。なぜなら、その力は宇宙およびそこに存在するあらゆる形体の生命を支配する自然法則として顕現しているからです。(中略)宇宙は、誤ることのない叡智と慈悲深い目的を持った法則によって統括されています。その証拠に、あらゆる生命が暗黒から光明へ、低きものから高きものへ、不完全から完全へ向けて進化していることは、間違いない事実です。

このことは、慈悲の要素が摂理の中に配剤されていることを意味します。ただ、その慈悲性に富む摂理にも機械性があることを忘れてはなりません。いかなる力をもってしても、因果律の働きに干渉することはできないという意味での機械性です。

いかに霊格の高い霊といえども、一つの原因が数学的正確さをもって結果を生んでいく過程を阻止することはできません。そこに摂理の機械性があります。(中略)

私がお伝えしようとしている概念は、全能にして慈悲にあふれ、完全にして無限なる存在でありながら、地上の人間がとかく想像しがちな‶人間神″的な要素の無い神です。」(シルバーバーチの霊訓)(福音)

「このように、人間が幸せになるためには「神の摂理」に合わせていかなければなりませんが、その「摂理」とは具体的にどのような内容を指しているのでしょうか。結論を言えば、「霊主肉従の努力」「利他愛の実践」「霊的視野に立った苦難の甘受」です。この3つの実践内容が摂理にそうための努力であり、地上人のなすべき正しい信仰実践ということになります。」(ホームページ『シルバーバーチの霊訓とは』の中の「神観」より)

*数々の霊訓は普及会出版DVDの神観をご覧ください。

*なお引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

神観①~③

6月読書会ではスピリチュアリズム思想体系[Ⅱ]「神観」の前半を学びました。‶5つの神の定義″には①創造主としての神②大霊としての神③愛の始源としての神(愛なる神)④摂理(法則)としての神⑤究極の理想としての神…があります。①~⑤のすべてを総合したものが真実の神の概念です。今回はそのうちの、前半の①~③を学びました。普及会出版の、思想[Ⅱ]「神観」を体系的に整理したビデオを見て、その後に説明を加えた意義深い学びとなりました。私自身は読書会出席前にビデオを見終え、ホームページ「神観」を読み終えての参加でしたが、読書会参加しなければ理解には至らなかった部分がありました。

神は霊界と宇宙、そこに存在する全生命体・全存在物を創造されました。唯物主義に基づく「進化論」は目に見える進化論のことであり、スピリチュアリズムでは進化論を間違いであるとしています。神は万物を、神の意思・イメージによって段階的に造られました。それをスピリチュアリズムでは「進化的創造論」と呼びます。人間は神から「分霊(ミニチュアの神)」を与えられ、それを本体とした個別の存在となりました。その本体が全生命のエッセンスであり最も重要です。神の分霊が人間に与えられたことは、神の要素(知・情・意)がすべて人間に内在していることになります。神の分霊を与えられた人間は、‶神の子供″であり、神と人間は‶霊的親子″関係にあります。霊界人も地上の人間と同じく神の子供であり、霊界人と地上人は霊的兄弟姉妹です。一人一人の人間は神と霊的絆で結ばれ、神と霊界人と地上人は‶霊的一大家族″なのです。

神に無く人間だけが持っているものは「霊的成長を求める霊的本性」であり、それが神と人間の根本的な違いです。神は始めから完成された存在であるため、霊的成長を求める必要はないことになります。この部分は、今回初めて明らかにされました。シルバーバーチは神を、「大霊・グレートスピリット」と呼びました。神は人間が考えるあらゆる形式・概念を超越した存在であり、無形・無限・性別・年齢もない永遠の霊的存在です。すべてを包み込む‶大きな心″のような存在、‶無限に広がる意識体″始めも終わりもない永遠の存在です。そして神は被造世界の全存在物にあまねく存在する崇高なる愛の力なのです。ゆえにシルバーバーチの神の呼び名「大霊(グレートスピリット)」は、神の実態を的確に示している言葉なのです。

又、神は全ての生命体・存在物を‶愛″から創造されたため、被造世界・被造物には‶神の愛″が充満しています。神は自らの愛の対象として全存在物を造られたのです。神の愛は‶究極の利他愛・完全無欠な至高の愛″であり、地上人の利他愛とは次元が異なります。人間の想像を超えた完璧な愛なのです。その神の愛は霊界に行けばストレートに感じることができ、神の愛の中で生きるようになるのです。神と人間は‶愛の絆″である‶親子愛″で結ばれています。人間同士も‶愛の絆″である‶人類愛″で結ばれているのです。ゆえに人類は神の愛で結ばれた‶霊的兄弟姉妹(霊的同胞)″です。神と人間の親子愛を縦の愛の関係とするなら、人間同士の人類愛は横の世界に展開したものです。この横の愛を、かつてイエスは隣人愛と呼びました。よって神と全人類は、神を共通の親とする‶霊的一大家族(霊的同胞世界)″であり、これが、人類が目指す理想の世界なのです。愛は摂理の成就なのです。

人類の多くは宗教を信仰していますが、崇拝の対象となる神の概念は、真実からは程遠く違っています。「シルバーバーチの霊訓」の学びを、読書会を通じて深めるごとに、神の真実の姿が明瞭になってきました。霊訓はイエスの教えであり、地上人にどうしても伝えたかった真理の一つ(神観)なのです。イエスが示してくれた真実の神観、これが信仰の核となっています。イエスは2千年前から今日までずっと神の愛・神観を人類に教えたかったことを思うと、イエスの人類への愛がいかに深いかが実感として心に迫ってきます。普及会出版のビデオは、イエスの人類への深い愛・願いがあらわになった特別のビデオです。神の真実の姿の理解を一層深め、霊的成長の糧としてまいります。宗教の核と言える神の概念を知らずして霊的成長はあり得ません。この霊的新時代の幕開けに生まれ合わせた奇跡を幸運と思い、イエスの愛を身近に感じながら地上人生を歩めることを感謝し、人類救済大計画の地上の道具として奉仕してまいりたいと思います。

——シルバーバーチの言葉——

「神とは非人間的存在でありながら、同時に人間性のすべてを表現する存在です。これはあなた方には理解できないことでしょう。神はすべての生命の中に宿っています。その生命が人間という形で個別性を持つことによって、神は森羅万象を支配する法則としてだけでなく、個性をもつ存在として顕現したことになります。

ですから神を一個の存在としてではなく、無限の知性と叡智と真理を備えた実在そのもの、人間に想像し得るかぎりの神性の総合的統一体と考えてください。それは男性でもなく女性でもなく、しかも男性でもあり女性でもあり、個性というものを超越しながら同時にあらゆる個性の中に内在しているものです。

神は万物の内側にも外側にも存在しています。神から離れては誰ひとり存在できません。神から切り離されるということがあり得ないのです。あなたの中にも存在しますし、雨にも太陽にも花にも野菜にも動物にも、その他いかに小さいものでも、存在を有するかぎりはすべてのものに宿っているのです。

私が大霊と呼んでいるこの神の概念を伝えるのは至難のわざです。あらゆるものを支配し、あらゆるものから離れず、存在するものすべてに内在している崇高な力です。」(霊訓11)

*なお引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

「祈り」とは

5月読書会では、前半はインフォメーション№42霊たちの証言内容を学びました。各拠点の読書会には多くの霊たちが参加し、皆を鼓舞し霊的エネルギーを送ってくれていたことが分かりました。肉の目には見えずとも、霊界通信により霊界の動きが鮮明に証言されています。私が学ぶ読書会においても霊界からの援助を受けていたことを知り、感激の思いで学びに入りました。

エスの幽界降臨によって、スピリチュアリズムが地球人類救済計画であることを知った多くの元宗教信者は、宗教の別にかかわらず全員スピリチュアリズムに改宗したことは、知っての通りです。それによって幽界では地殻大変動が起きています。霊的真理を知らないと、信仰心が純粋で熱心に活動していた人であっても、地縛霊となって長い間苦しむことになります。真理を知ることは最高の栄誉であること、最高の宝を手にしたことになります。やっと救われた霊達は、これからはスピリチュアリズムにその純粋な信仰心を向けられるという事実に喜んでいます。

スピリチュアリストは自分流の真理ではなく、霊界の導きを信じて本当の霊的真理を学ぶ必要があります。世間では、霊的真理にゆるぎない信仰心のスピリチュアリストの姿を見て、本物の信仰に一歩踏み出す人も現れてきます。先に真理を学ぶスピリチュアリストは、正しい信仰心を持ち正しい実践者として、世間に示していく立場にあります。先に行く者として苦労しても苦労を厭わない生き方を示していかなければなりません。それが道具の道であり、地上人生を最も価値あるものにすることでもあります。

 

読書会後半は、「祈り」の実践について学びました。学習の目的は、霊的無知を一掃し、間違った教義・間違った神観を正し、霊的真理にかなった真の祈りで神に語りかけることを学ぶことです。

●「祈り」の原則

・祈りは神への直接的な語りかけ——祈りは、親なる神に語りかけることであり、神に対する魂の吐露です。神の前では心を開き、真心で語りかけることです。神の懐に飛び込み神と触れ合うことです。人間は窮地に陥った時、必死に親なる神を求めます。人間はどんな人間関係よりも、神を重視し神を信頼しているのです。祈りの対象は、大霊(神)のみ(イエスや守護霊・背後霊ではない)です。人間の魂は霊的本能によって神を求めるようになっています。

・正しい祈りには、霊的真理の理解が不可欠——祈りの大前提は、真理を正しく理解していることです。正しく理解していないと的外れな祈りになり大霊に失礼になります。そして、祈りが利己的になり心が醜くなります。それが元で宗教戦争が起きることにもなります。真理を正しく踏まえた祈りとは、神が造った摂理にそった祈りのことです。自分の幸せではなく、人々の幸せを思う利他性の祈りであることが正しい祈りです。そのためこの世の宗教の祈りは、あるいは個人での祈りは、お参り信仰・願い事信仰であり利己性につながります。霊的真理・摂理を知ることで、正しい祈り・正しい信仰・真理の正しい実践ができることになります。

・口先だけの祈りはしない——祈る時は、真理の正しい実践努力をしていることが前提です。そして祈りで述べたことは、必ず実行する、実行の努力をするべきです。そういう人は醜い自分の心と闘っている人です。心のこもってない偽りの祈りは純粋でありません。最高の誠意をもって祈ることが純粋な祈りです。祈れない時は「シルバーバーチの霊訓」を読むことで霊的意識を取り戻すことができ、心が高まって霊的視野をも取り戻すことになります。霊訓を読むことは、祈りのウォーミングアップになり、広い意味で祈りの一つと言えます。実行する気のない祈り、口先だけ・形だけの祈りは、神を侮ることになります。正しい祈りをすることで霊界の援助が得られ、道具としての道が開けてまいります。

●神の呼称については

 「正しい神」(正しい神観)のイメージを持っていれば、呼び方は自由です。シルバーバーチは神を「大霊」と呼び、イエスは「神」(正しい神をイメージして呼びかけている)と呼び、普及会や読書会では「天の親様」(神との情的な関係を重視した呼びかけ)と呼び掛けています。キリスト教の「天の父」「父なる天の神」は相応しくありません。これまでは勝手な神を想像し祈ってきました。その間違った神観を一掃し、正しい祈り方をすることを学びました。「シルバーバーチの霊訓」の中には祈りの手本がいくつも示されています。

学びの最後にそれぞれの思いで神への祈りの練習をしました。1日の始まりの祈り・1日の終わりの祈り・読書会の終わりの祈り…のどれか一つを選び実習しました。結果、皆さんの祈りは、神への真心からの語りかけであり、本当に感動するものでした。正しい祈りには、利他的思いが強くなり、道具としての準備が整うことになります。霊的真理の実践が伴わない祈りだけの修行は、霊的修練にならず霊的成長は得られません。今日の学びを通して、今以上に自分を磨いて、お役に立てる魂を目指したいと思いました。地縛から救われた元信者たちは、地上にいるうちに霊的真理を手にした私たちを羨んでいます。先に霊的真理を手にしたことを誇りに思い、霊界主導の地球人類救済計画に一身をささげるべく努力してまいりたいと思います。

   ——シルバーバーチの言葉(シルバーバーチの教え 上より)——

——祈るということはたいせつでしょうか。

「その祈りがどういうものであるかによって答えが異なります。目的のないきまり文句のただの繰り返しでは、空気に振動を起こすだけです。が、魂の奥底からの誠心誠意の祈り、大霊との一体化を深め、大霊の道具として有用な存在になりたいとの願望から出た祈りは、祈る者の霊性を強化し、大霊の道具としてより相応しい存在にします。そうした祈りは自我を顕現しようとする行為であり、心を開く行為であり、私たち霊界の者との結束を固めることになります。」(P112 7行目~後1行目)

「真実の祈りは、あなた方にとって奉仕(サービス)の準備を整えるためのものです。あなた方を、より高度なエネルギーと調和させるための手段です。本当の祈りとは、誰かがつくった祈りの文句を意味も分からずに繰り返すことではなく、全身全霊を込めて到達できる最も高い次元にまで魂を引き上げようとする行為のことです。そのとき、祈りの結果としてもたらされるインスピレーションによって魂が満たされ、霊性が強化されるのです。」(P113 4行目~9行目)

——祈りによって霊界の人々の援助を得ることは可能でしょうか。

「もしあなたが、真心を込めて祈るなら、それによってより高度なエネルギーを受け入れやすくなります。祈るという行為そのものが魂を開かせるのです。もちろん全身全霊を傾けた祈りのことです。単なる願い事は祈りではありません。真実の祈りは重要な霊的修練なのです。「祈りは、あくまでも目的に至るための手段であって目的そのものではない」——これが最も正しい祈りの定義です。」(P114 5行目~後4行目)

スピリチュアリズム普及会のホームページの——スピリチュアリズムの思想[Ⅲ][7]祈りの実践——をご参考にされてください。

*なお引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

 

道具の人生は、霊的成長の道と神へ近づく道と同じ道

私の三女は一歳になる男児の母親であり、妻であり主婦です。そしてフルでの仕事を持っているため多忙な日々を送っています。コロナになってから週2~3回はテレワークで仕事をこなしています。その三女が昼時を利用して私をランチに誘います。先日、三女と「霊的真理」について語り合う機会を得ました。三女は以前、「シルバーバーチの霊訓」を少しだけかじったことがあり、霊訓に関しては良い印象を持っていました。この度「真理」についての質問があったので、稚拙ながらも説明しました。スピリチュアリズムの目的、地上人生の目的、霊的成長のための実践項目、そして昨年11月特別読書会で感動した出来事を、頭に浮かんでくるまま話しました。三女は普及会や代表についてネットで調べ、以前よりも普及会について信用を深めたようです。三女は多忙のためなかなか読書するまでに至りませんが、一日も早く時期が訪れて「シルバーバーチの霊訓」を愛読するようになることを願って止みません。

3月4月の2回、読書会では講義練習の発表が行われました。4月は私の番です。日頃は聞き役の私です。他人の前で話すことは大の苦手です。しかし読書会においては逃げるわけにいきません。大きな声での発表が要請されるのですが、練習の時は事情がありいつも小声で練習していました。発表当日、慣れていない大声を出すことに懸命になり、心にゆとりが持てず早口になってしまいました。発表内容は全体像の中の一部を自分で選びます。発表の手本とする全体像のDVDは「シルバーバーチの霊訓」が基本となっていて、普及会で作成されたものです。少しの無駄もない分かりやすい内容となっています。

霊界が必要としているのは、地上の道具です。その道具としての資質を高めるためには、霊的真理・霊的知識の正しい理解が必須です。その上で真理を日々の生活に活かし、実践を重ねることでより真理を深く理解することになり、道具として役に立つようになります。道具の資質が立派になり、その数が増えれば増えるほどスピリチュアリズムの目的達成が早まることになります。その最終目的は地上の霊的同胞世界の実現です。霊界から見ると正視できないほどの悲惨な状況にある地上を、霊界のような互助の溢れる美しい世界にすることが目的です。正に地上天国建設が目的なのです。

人間は真理を学ぶ中にも、自分で清算しなければならない「カルマ」があり、そのため次から次へと苦難に襲われます。カルマ清算が成されなければ道具として最も大切な霊的成長のスタートラインに立てません。道具を目指す者には利他愛の深さと、何にも動じない強靭な資質が要求されるため、より厳しい苦難の人生を生きることになります。それは自分で自分を救うという自力救済によって確立することができます。言葉にするのは簡単ですが、実際は真理の正しい理解も、正しい実践も並大抵ではないことを知ります。私は長い修行の人生を生きても、自分の霊的未熟さを実感し辟易します。他の道具の邪魔にならないように、又後れを取らないように懸命に霊訓にしがみついています。

私は道具としての人生が、最も価値ある人生になることを知りました。知ってしまった以上、自分を甘やかすことはできません。道具として立派になることは、人間にとって最も大切な霊的成長を得ることでもあります。それは死後も色あせることなく、霊界に渡っても通用する宝物です。そして高級霊からの援助を受ける資格を得ます。永遠の霊性進化向上のスタートラインに立ったことを意味しますし、またそれは大霊に近づく道でもあります。壮大な表現になりましたが、真実と思います。イエスの地上再臨・幽界降臨という霊的大変革に遭遇し、霊的新時代の幕開けに居合わせていただきました。これまでの過去を振り返って、霊訓に導かれた人は、この時のために導かれ、スピリチュアリズムに貢献するために鍛えられてきたことを感じています。

スピリチュアリズムの武器は「霊的真理」です。決して歴史にあるような、血で血を洗うような革命ではありません。地上では今でも領土の覇権をめぐって血の闘争が起きています。地上に、霊界と同様の霊的同胞世界が実現することで、地球は正に「地上天国」と言える世界になるのです。それは唯一の宗教であるスピリチュアリズムを、霊界人全員が信仰する世界なのです。その崇高な目的成就のために、今後の私は、微力ながらもただただ真理普及に人生を捧げるべく、道具として歩んでまいりたいと決意しています。

——シルバーバーチの言葉——

「真理のために身を捧げる者は徹底的に試練を味わう必要があるからです。霊の大軍に所属する者はいかなる困難にも耐え、いかなる障害にも対処し、あらゆる問題を征服するだけの強さを身につけなければなりません。」(霊訓二)

「地上天国はいつの日かきっと成就されますが、それはゆっくりとした段階を経ながら、そして時には苦痛を伴いながら成就されてまいります。おっしゃるような暴力・混乱・衝突・戦争・残虐行為が増えつつあるのは、今地上世界がオーバーホール(修理・点検のための全面的解体作業)の過程にあるからです。」(霊訓十一)

「あなた方は決して孤軍奮闘しているのではないこと、まわりにはあなた方を愛する人々、手引きし援助し鼓舞せんとする霊が大勢取り囲んでいることを認識していただきたい。そしてまた、霊的開発が進めば進むほど、宇宙の大霊である神へ向けて一歩一歩近づきつつあり、よりいっそう、その摂理と調和していきつつあることを理解していただきたいのです。」(霊訓一)

*なお引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

価値ある地上人生を歩むために

3月7日私は2ヶ月に渡る青森での用事を終えて埼玉に帰って来ました。私の留守の間に、同居する4女の強い願いだった‶動物を飼う″ことが実現して、モルモットが家族としての位置を確立していました。子供のいない4女は、モルモットを我が子のように可愛がりお世話をして、母性本能を発揮していました。モルモットの居住区域をまめまめしく掃除し餌を与えています。生き生きとした4女の姿はまさに母親そのものです。スピリチュアリズムの霊的成長のための実践項目の2つ目の利他愛を実践しています。動植物へ最大級の愛を注いでいるのです。私自身もモルモットの可愛さに悩殺され、与えてはいけない時間におやつの野菜を、ついあげてしまい、4女に叱られています。前足を娘の膝に登らせ、後ろ足で背伸びして、おやつをせがむ小さな命の何とも言えない可愛いさ。アビィと名付けられたモルモットは、すでに家族の一員です。

3月・4月読書会の学習はスピリチュアリズムの全体像の講義発表です。3月は4名の方が発表されました。その目的は、時期のきた人に霊的真理を伝道するという、道具としての役割を果たすためです。そのためにはまず、「霊的真理の正しい理解と実践」が大事です。スピリチュアリズムの体系化した全体像のパネルは、普及会にて何度も校正を重ねてやっと出来上がったものです。それを基に講義ができるのは、無駄がなく分かり易い内容になっています。そのDVDに習って練習することで、道具としての資質を強化していただきたいとの願いがあると思います。

今回の4名の講義発表者は、本当によく学ばれ、よく真理を理解され、練習を重ねて来られたことが分かります。私が初めて読書会とご縁を持った時と比べて、その道具がいかに多勢になったことか…、その道具の資質が何と霊的意識の高いことか…、衝撃と感動の思いで講義を聞きました。参加者の「同志の皆さんとの結束を固め、霊界の大霊団の僕となって前進していきたい」との感想に、強い同調の思いです。イエスの幽界降臨・地上再臨の実現で、霊的新時代の到来が表面化しているように思います。それが読書会の学習でも感じられます。

エスの2千年来の大計画は人類への強い愛から発せられています。「地上の道具がなくては、私たちも何も為し得ないのです」とのシルバーバーチの言葉が思い出されます。私はその道具に志願した一人です。霊界では地縛状態から解放された聖職者の軍団を率いる高級霊団が、先頭に立ち闘っています。地上のスピリチュアリストはその軍団の地上の道具としてお役に立てるのです。最高に価値ある地上人生を生きることができるのです。スピリチュアリズムによる真理普及は、スピリチュアリストにしかできない最高の利他愛の実践です。それがイエスの愛に応えられることにもなると思います。

他人に真理を伝えるには、自分が理解できたものしか伝えられません。そのためにはもう一歩進んだ上の知識も理解する必要があります。努力・苦労はスピリチュアリストならではのものであり、それから得られる感動は素晴らしいものと思います。そのために真理の深い理解と正しい実践を心がけてまいります。その道具が多ければ多いほど、道具としての資質が高ければ高いほど、スピリチュアリズムの最終目的達成が早まります。

霊的新時代到来により、これから本格的に霊力が地上に働きかけられます。私は霊的大国になりつつある日本に生を享けました。そして霊訓に導かれ、道具としての道を選びました。スピリチュアリズムに人生をかけて、身を粉にして働いていきたいと決意しています。地上人としてこれほどの光栄はありません。スピリチュアリズムの目的が達成されるには、地上の道具が必須です。シルバーバーチの心の叫びでもあります。

今地上では、地理的に大国であり霊的には小国である政権によって戦争が引き起こされています。街が破壊され多くの人が殺戮されています。これが地球の現状です。シルバーバーチは「スピリチュアリズムの最終目的である霊的同胞世界が実現するまでは、地上の悲劇はなくならない」と言っています。スピリチュアリズムは、数百年・千年先の目標に向かって進行中です。私は道具としての資質を高め、霊的真理を武器に、霊的無知という不幸の原因に闘いを挑んでまいりたいと思います。スピリチュアリズムの最終目的である、霊的同胞世界実現に人生をかけることは、最高に価値ある地上人生を歩むことになると思います。

*引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

2022年2月読書会の学習内容

私は今、青森にいてブログを書いています。青森に住む次女が1月29日に女の子を出産しました。その育児の手伝いのために2ヶ月間青森に滞在しています。読書会主催者のご配慮により、青森に居ながら読書会の全般を学ぶ好機に恵まれました。実は青森に用事があったお陰で、6年ぶりに妹と再会しました。宗教を信じない妹は、私の話す霊的真理・霊的事実を小ばかにしていましたが、この度の再会で妹が、霊的なことを受け入れてくれるようになりました。霊界のお導きと感じ、感謝の思いです。これをきっかけに私は、時々短い文章で真理を少しずつメール送信し、妹はそれを受け取ってくれるようになりました。

2021年4月「イエスの地上再臨」実現!

    ——二千年来のイエスの悲願成就と、地球の霊的新時代の始まり

紀元前7年イエスの地上誕生以来、他界するまでのストーリーは誰もが周知のとおりですが、イエスの誕生の目的はスピリチュアリズムによって初めて真実が明らかにされました。当時イエスは、「霊優位の努力」と「利他愛の実践」を通して自力救済の生き方を教えたのです。又、復活は、「人間は死後も生き続ける」ことを証明するための物質化現象でした。しかし弟子たちは、霊性の低さから霊的事実を理解することができなかったのです。そして当時の権力者の作り上げたニセモノのバイブルによって、人類は1800年間イエスを裏切り続けることになってしまいました。そのため地上は暗黒の時代に入ってしまったのです。

エスは他界後間もなく「人類救済」という神との約束を果たすため、霊界にて「地球人類救済計画」の準備をはじめました。そして準備が整った1848年、イエスの影響力が高級霊を通して地上に及びました。それがフォックス家事件です。それを初めにさまざまな霊界通信が地上に送られてきました。その中で、真のバイブルとも言える最高級のイエスの思想・教えが「シルバーバーチの霊訓」です。そしてこの度の、歴史上大事件とされるイエスの幽界降臨と地上再臨です。幽界降臨ではまばゆい輝きのイエスの姿に、地縛状態にあった元聖職者が大勢改心し、宗教大変革が起きました。そのことで幽界は暗黒の世界から明るい世界へと変わったのです。

エスの二千年来の悲願であった地上再臨という歴史的大事件が起きたのは、2021年4月普及会において実現しています。これには超高級霊であるシルバーバーチやインペレーターでさえも驚いたといいます。もちろん普及会当事者も仰天されたといいます。そして私たちスピリチュアリストの前に出現したのは、その年の11月スピリチュアリズム普及会の特別読書会においてでした。イエスは講演者と一体化し、まばゆい光となって表れました。その証言は特別読書会に参加が許された元聖職者の霊達によって明らかにされています。詳しくはインフォメーションをお読みください。

幽界降臨とは、イエスが霊体をまとって直接幽界に降りることであり、霊たちにはまばゆいイエスの姿が認識できます。地上再臨は、霊体をまとったイエスが地上次元に降り、特定の地上人と霊的に一体となって出現します。霊視能力のある人には、イエスと一体となった地上人の背後に、まばゆい光を放ったイエスの姿が見えるのです。特別読書会は東京会場と関西会場で行われ、参加した元聖職者の証言があります。その一部を抜粋します。

・幽界降臨の場合は、イエスが独立していらっしゃり、私たちに直接語られました。地上再臨の場合は、語るのは地上の人間(女性)ですが、語るときは、背後のイエスと一体となっているのです。

・(地上再臨の場合)イエスはその方の背後にいつも寄り添うようにして登場する。そちらのリーダーは、イエスの専属弟子だ。今の地上人は特別だ。うらやましいほどだ。

(*霊は地上のスピリチュアリストを‶特別だ、うらやましい″と述べています。)

・我々も立ち上がろう!イエスのために!今度こそ真理普及のために、又スピリチュアリズムのために立ち上がるのだ。二度と間違った道には外れない。

・我々は本気だ。イエスのご恩に報いるために、我々は真理という武器を手に立ち上がる!

(*全文はインフォメーション41号と、2月読書会のレジメをご覧ください。)

二千年来のイエスの悲願である地上再臨が成就され、地球の霊的新時代が到来したのです。しかしスピリチュアリズムの最終目的である霊的同胞実現には、地上のスピリチュアリストの存在が必須なのです。「一人でも多くの男女、もっと多くの人材が欲しい。その数が多すぎて困ることはない。」というシルバーバーチの悲痛の叫びが聞こえてくるようです。

エスは私たち人類を救うという強い愛の基に、二千年もの間計画してきたのです。高級霊団・元聖職者の軍団を従えて、地上天国実現のために地上に再臨されたのです。後は地上の道具の出現です。イエスは「もっともっと多くの道具」を欲しておられます。日本は霊的先進国です。霊的大国となって世界へ霊的光・霊的真理を拡大していきます。それがイエスの望まれることです。真理に導かれたスピリチュアリストは、霊的真理を武器に真理普及に邁進するのみです。イエスの良き道具となるためには、霊的真理の正しい理解と、真理に基づいた正しい日常生活、そして利他愛の実践を通して、道具の資質を磨いていかなければなりません。それは自分で自分を救うという自力救済の生き方であり、道具の資質を高めることでもあります。霊的新時代という好機にめぐり合わせた責任を感じます。イエスの一兵士としてお役に立てるなら、価値ある地上人生を歩むことにもなります。志を一つにする同士とともに歩めることは、勇気百倍の気持ちです。

*なお、引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています

新しい年に向けて

皆様、新年あけましておめでとうございます。今年も皆さまにとって価値ある一年でありますよう、お祈りいたします。私は今、青森に住む次女の家に来ています。時節柄、毎日雪降りで積雪が壁をこしらえています。でもまだ序の口です。本番はこれからです。青森は深い豪雪に埋もれようとしています。白銀の世界はきれいですが、極寒と除雪には辟易です。そんな地で次女は、間もなく初めて母親になります。何度もの困難を乗り越えて、安静状態が続く中、やっと出産を迎えます。よくここまで頑張ったと褒めたいくらいです。私にとっては5人目の孫の誕生です。

インフォメーション39号・40号に続き、11月特別読書会に出席できたことで、私の霊的人生は確固たるものになりました。思い返しますと若かりし頃、私はよく小学生向けのイエスの「聖書物語」を読んでいました。DVDが出回るようになってからは、聖フランチェスコの物語である「ブラザーサン・シスタームーン」を借りて見ていました。又テレビ映画で「マザーテレサの生涯」を見て感銘を受けました。フランチェスコマザーテレサも霊的真理を知らなくても、利他愛の人でした。神の愛を実践した生涯を送りました。当時は貧しい人・苦しみの人を、直接世の中に出てお世話をし、助けていました。大変な労力を伴った厳しい利他愛の人生だったことが分かります。映画で見る二人の人生は、見た目よりももっと厳しいものだったと思います。

今は人類の霊性が、霊的真理を受け入れられる時代となりました。スピリチュアリズム運動の武器は霊的真理です。霊界ではすでにイエスの降臨が実現し、多くの元宗教信者である地縛霊が救われて、スピリチュアリズム運動に参画しています。霊界での宗教大革命です。地上にも真理普及による、宗教の大変革がもたらされる時が到来しました。フランチェスコマザーテレサもかかわる、イエスを中心とした大事業(スピリチュアリズム運動)の末端で、私も未熟ながらも地上の道具としてかかわることになりました。私は地上に生まれる前に決意した‶スピリチュアリズム人生″に、ちゃんと霊界に導かれてきたことを改めて認識し、感謝の思いでいっぱいになります。私は地上の道具として、闘いの時期を待っているところです。これまでの霊的人生に更に真剣に向き合い、良き道具を目指して頑張っているところす。

霊界の道具として認められるには、道具としての資質が重要となります。霊的真理の知識の正しい理解だけでなく、知識を生活に活かして、地上ならではの困難・苦難を乗り越え、魂を鍛え磨くことで道具としての資質が身に付きます。「真理の正しい理解」と「正しい実践」、それに「神への信仰心」を積み上げることで、ハイレベルのスピリチュアリストになれます。道具として活躍できるのです。そこに至るには日々の厳しい実践努力の積み重ねが必要です。知識レベル・思想レベルでは道具として使いものにならないということです。そこに簡単に得られない、強靭な精神が必要となります。しかし私をはじめ誰もが、完璧に至らない未熟さを意識して、自分自身を不満に思っています。私の一番の苦手は、人前で話すことです。3月からはいよいよ、その苦手を克服すべき訓練が始まることになります。

しかし霊界はそれをよくご存じの上で、私たちを道具としてお使いになってくださいます。シルバーバーチの言葉に「あなたたちは、自分にできる精いっぱいのことをしていればよい。後のことは我々に任せなさい。」とあります。私たちは自分にできる精いっぱいの努力をしていると思えるなら、それでいいのです。未熟でも道具としての資格が与えられるのです。スピリチュアリズム運動の霊団の一員になれるのです。しかし霊的知識に限界はありません。上には更に上の階層が連なっています。霊性も知識も努力にも、永遠の進化向上の階段が続いています。この世でも、また次の霊界入りしても、永遠に霊的成長を続けて行くのです。霊的成長の高さが道具の質を決めることになります。

人間は皆同じ「霊的成長」という目標に向かっています。コースはそれぞれ違っていても、同じ目的地に向かって成長を成していきます。そのための基礎作りをするところが、ここ地上です。地上人生がどれほど大事な期間かが分かります。地上人生のすべては、霊界入りするための準備の場所であり、道具としての基礎作りの場所でもあります。地上人生を、決して無駄にしてはならないとの思いです。スピリチュアリズムの目標は「霊的同胞世界の実現」です。11月特別読書会で霊界に誓いました。「道具として認めていただいたことを誇りに思い、お役に立つよう霊的成長してまいります」と。シルバーバーチは私たち道具に、「一人一人に果たす役割がある」と言っています。これからも学び続け、苦手を克服して良き道具を目指してまいりたいと思います。また、特別読書会で多くの同士に会い、共に志を高め合うことができて幸せでした。志願兵たちと面識ができたことは、とても心強いです。霊団の皆さま、普及会の皆さま、同志の皆さま、今年もよろしくお願い申し上げます。

——シルバーバーチの言葉——

「見た目には混乱が生じているようであっても、地上に真理が広まることによって神の意図が具現化し、調和と平和が訪れるようになります。こうしたことを申し上げるのは、あなた方に、真理を広めるための壮大な計画の一端を知ってもらい、私たち霊界の者がこうして物質の世界へ戻ってきたのは、それを推進するためであることを理解していただきたいからです。そして今回の地上生活を終えるまでに、あなた方一人ひとりに果たさなければならない役割があることを知っていただきたいのです。」

*霊的真理の知識は、霊媒モーリス・バーバネルの「シルバーバーチの霊訓」が基礎となっています。アラン・カルディックの「霊の書」、ステイトン・モーゼスの「霊訓」、その3つを世界三大霊訓といい、その中でも「シルバーバーチの霊訓」は最大級の叡智集です。

*なお引用についてはスピリチュアリズム普及会の許可を得ています。